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低調レアルの“立て直し”誓うイスコ、2冠へ切り替え「リーガとCLに集中しなければならない」

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試合後、思いの丈を語ったレアル・マドリーのMFイスコ

 レアル・マドリーは25日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の準々決勝第2戦でセルタと2-2で引き分け、2試合合計3-4で敗退が決定。試合後、MFイスコが『GOL』に胸中を語った。スペイン『マルカ』が報じている。

 レアルはホームでの第1戦に1-2で敗れ、ベスト4進出を決めるために勝利は絶対条件だった。前半44分にオウンゴールでセルタに先制を許したが、後半17分にFWクリスティアーノ・ロナウドの直接FK弾で1ー1の同点に追いついた。

 後半40分に再び勝ち越しを許し、終了間際にFWルーカス・バスケスがダイビングヘッドで同点ゴール。2度追いついたものの、試合は2-2の引き分けに終わり、準々決勝での敗退が決まった。イスコは「2点目を決められてしまったあとも、最後まで諦めずに戦った。だけど、そこから必要なゴールを奪うことができなかった」と悔しさをにじませた。

 これで今季の3冠達成の可能性が消滅。それでも、「僕らがトレブルを目指していたのは事実だ。だけど今はリーガとチャンピオンズリーグに集中しなければならない」と国内リーグの制覇とビッグイヤー獲得への切り替えを強調した。

 公式戦40試合無敗のスペイン記録が途絶えて以降、4試合で1勝1分2敗と低調なレアル。「僕はこのチームに自信を持っている。さらにこれから少しずつ良くなっていくことを願っているよ。シーズン終了時にタイトルを手に入られるようにね」とチームの立て直しを誓い、2冠獲得に向けて気合を入れ直していた。


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