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[FA杯]格の違いみせつけたチェルシー、控え組主体も4発快勝で5回戦へ

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2点目を決めるなど得点に絡んだFWペドロ・ロドリゲス

[1.28 FA杯4回戦 チェルシー4-0ブレントフォード]

 FA杯(国内杯)は28日、4回戦を行った。チェルシーはホームでブレントフォード(2部相当)と対戦し、4-0で勝利した。

 プレミアリーグ首位を快走するチェルシーは、22日の第22節ハル・シティ戦からDFセサル・アスピリクエタとFWペドロ・ロドリゲスを除く9選手を変更。レンタルバックのDFナタン・アケやMFルベン・ロフタス・チーク、MFナサニエル・チャロバーといった若手や、DFジョン・テリー、MFセスク・ファブレガスらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 戦前の予想通りチェルシーが主導権を握ると、前半14分にPA手前やや右でペドロがFKを獲得。キッカーのMFウィリアンが短い助走から右足を振り抜き、カーブを描いたシュートをゴール右隅に突き刺し、先制に成功する。さらに同21分には、カウンターからFWミシー・バチュアイのスルーパスをPA右で受けたペドロが左足シュートを流し込み、2-0。その後もペドロとウィリアンの両ワイドが流動的にポジションを変え、セスクが正確なロングパスを送るなど、圧倒し続けた。

 後半の立ち上がりはブレントフォードに攻め込まれる時間が続いたチェルシーだが、GKアスミール・ベゴビッチのファインセーブで難を逃れると、同13分に決定機が訪れる。自陣からウィリアンがドリブルで中央を突破し、スルーパス。これに反応したロフタス・チークがPA左から左足シュートもクロスバーに嫌われた。それでも、同24分にカウンターからペドロのラストパスを途中出場のDFブラニスラフ・イバノビッチが右足ダイレクトシュートを決め、3-0と試合を決定づけた。

 攻撃の手を緩めないチェルシーは後半26分にFWケネディ、同31分にFWジエゴ・コスタをピッチに送り出し、さらに畳みかける。すると、同36分にPA内でイバノビッチが倒され、PKを獲得し、これをバチュアイがきっちりゴール左隅に決め、4-0。その後もブレントフォードに得点を許さず、試合はそのまま終了。格の違いを見せつけたチェルシーが5回戦進出を決めた。


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