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「きれいな形」と自画自賛の大迫、先制OG誘発に2G1Aでゴールラッシュを牽引

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前半32分に先制のオウンゴールを誘発したFW大迫勇也

[1.28 ブンデスリーガ第18節 ダルムシュタット1-6ケルン]

 ブンデスリーガは28日、第18節2日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンは敵地でダルムシュタットと対戦し、6-1で大勝した。大迫は2トップの一角でフル出場し、先制のオウンゴールを誘発したほか、2ゴール1アシストを記録。4得点に絡む活躍でチームを7試合ぶりの勝利に導いた。

 前半32分、FKのセカンドボールを拾ったDFパベウ・オルコフスキが右サイドからグラウンダーのクロス。大迫がニアに走り込み、足を伸ばすと、ボールは競り合ったDFアイタチ・スルに当たってゴールマウスに吸い込まれた。

「オウンゴールですよ、あれ」。苦笑いで先制点のシーンを振り返った大迫だが、「最初は相手にうまく守られていたけど、あれで均衡は破れたかなと。あれでスムーズになった」と指摘。オウンゴールで試合の流れを引き寄せ、ゴールラッシュの口火を切った。

 4分後の前半36分にはFWアントニー・モデストのポストプレーから大迫が自陣でDFコンスタンティン・ラウシュにつなぎ、左サイドを駆け上がるMFレオナルド・ビッテンコートへ。猛然とゴール前に走り込んだ大迫はビッテンコートのピンポイントクロスにフリーで合わせ、ヘディングシュートを叩き込んだ。

 鮮やかなカウンターアタックからの追加点に「きれいな形だった」と自画自賛した大迫は昨年9月25日のライプツィヒ戦(1-1)以来、13試合ぶり今季3得点目。「レオ(ビッテンコート)が入ってくれると、あそこでタメもできるし、僕も前に行ける」と、アシストのビッテンコートに感謝した。

 3-1の後半27分にも強烈なミドルシュートで追加点を決め、ブンデスリーガでは自身初となる1試合2ゴールをマーク。4-1と突き放し、勝利を決定づけた。5-1の後半44分には絶妙なスルーパスでFWアルチョムス・ルドニェフスのダメ押しゴールをアシスト。今季通算4ゴール3アシストとし、6発大勝に貢献した。

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