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爆買い拒否のカッサーノ「オレにとってヨーロッパだけ。強い相手と対戦したい」

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現在は無所属となっているFWアントニオ・カッサーノ

 元イタリア代表のFWアントニオ・カッサーノがイタリアのテレビ番組『ティキ・タカ』に出演し、改めて現役続行を希望した。

 カッサーノは昨夏、所属していたサンプドリアのマッシモ・フェレロ会長と不和から、チームの構想から外れ、25日に双方の合意の下、契約を解除していた。現在はフリーとなり、新天地を求めてアピールを続けている。

「家族は別として、オレにはサッカーしかないから、まだプレーしたいし、楽しみたい。もし面白そうなオファーが届いたら、喜んで受け入れたい」

 また今冬の移籍市場で世間を騒がせた中国クラブからの爆買いオファーがあったことを認めている。

「中国からオファーがあった。だけどオレにとってのサッカーはヨーロッパなんだ。サッカーの素晴らしい所は、強い相手と向かい合い競う事で、お金ではない。プロジェクトに共感したなどと言って、現実はお金目当てで中国に行くようなタイプとはオレは違う」

 なおカッサーノ本人は、妻であるカロリーナ・マルチャリスさんの出身地ジェノバでの生活が気に入っており、移籍先としてはジェノバ近郊に拠点を置くセリエBビルトゥス・エンテッラへの移籍を希望しているとされる。


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