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岡崎投入も流れ変わらず…レスター、終盤に失点でラニエリ体制初の3連敗

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レスターのエース、ジェイミー・バーディが決定機に絡むも得点を奪えず敗戦

[1.31 プレミアリーグ第23節 バーンリー1-0レスター・シティ]

 プレミアリーグは31日に第23節を行った。FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは敵地でバーンリーと対戦し、0-1で敗れた。ベンチスタートの岡崎は後半32分から途中出場した。

 2017年に入ってリーグ戦で1分2敗と勝ちきれない試合が続くレスターは、出場機会に恵まれないFWレオナルド・ウジョアが自身のツイッターでクラウディオ・ラニエリ監督やクラブを痛烈批判するなど、チーム状況はあまり良くない。今季リーグ戦でのアウェー初勝利を目指して、22日の前節サウサンプトン戦から2人、27日のFA杯ダービー戦からは3人を変更。MFリヤド・マフレズやMFウィルフレッド・エンディディが先発に名を連ねた。

 互いに持ち味のロングパスからの攻撃を警戒してか、立ち上がりから最終ラインが低く、オープンな展開となった。その中でレスターは、左サイドからDFクリスティアン・フクスが精度の高いクロスを送り、ゴールに迫るもなかなか前線にボールがおさまらず、決定的な場面を作り出すには至らない。前半10分にFWアシュリー・バーンズの際どいシュートを浴びるなど、時間が経つにつれて押し込まれる時間が長くなるが、なんとか耐え凌ぎ、前半はスコアレスに終わった。

 後半の立ち上がりも耐える時間が続いたレスターは同11分に決定機。カウンターからマフレズが仕掛けてPA手前から左足を振り抜き、GKトム・ヒートンが前方にこぼしたボールにFWジェイミー・バーディがいち早く反応するも、再びGKヒートンに止められ、ゴールネットを揺らすことができない。同22分にはMFデマライ・グレイを下げてFWアーメド・ムサ、同32分にはMFマーク・オルブライトンに代えて岡崎を投入し、攻撃のリズム変化を促した。

 しかし、この日はDFウェズ・モーガンとDFロベルト・フートのCBコンビを筆頭に守備でのマークが甘く、バーンリーにシュートで攻撃を終わらせる場面を多く作らせてしまう。すると、ついにその不安定な守備が崩れた。後半42分、MFスコット・アーフィールドの右CKからDFマイケル・キーンにヘッドでつながれ、最後はFWサム・ボークスに右足で押し込まれ、バーンリーが先制。これが決勝点となり、試合はそのまま0-1で終了し、レスターはラニエリ監督就任後、初の3連敗となった。


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