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テネリフェ監督は柴崎の起用に慎重な姿勢「異なる文化に適応しなくては」

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柴崎の起用に指揮官は慎重な姿勢を崩さず

 この冬の移籍市場で鹿島アントラーズからMF柴崎岳を獲得したテネリフェだが、同チームのホセ・ルイス・マルティ監督はこの日本人選手の起用に慎重な姿勢を見せている。

 マルティ監督は、柴崎がコンディション調整のほか、日本とは異なるフットボール文化に適応する必要性があると考えているようだ。スペイン『deporpress.com』が、同指揮官のコメントを伝えている。

「彼を起用するために、どれ位の時間がかかるかは分からない。彼を評価するのは早計で、通訳を通じてチームに組み込んでいる最中だ。彼は異なる文化に適応しなければならず、少しずつ進めていくことが大切となる。過ちを犯さないようにね」

「柴崎は攻撃的な選手で、多くの貢献ができるはずだよ。トップ下、センターハーフ、さらにはサイドにも置くことができる。興味深い選択肢になると思うよ」

 一方、柴崎と同様この冬に加入し、ポジションも重なるMFラシッド・アイット・アトマンについては、すぐにでも起用可能との見解を示した。

「この冬の移籍市場では、望んでいたような選手を獲得してくれた。ラシッドは加入直前まで競争に臨んでいたし、今すぐにでも助けとなってくれる」

 なおテネリフェは、4日のリーガエスパニョーラ2部第24節エルチェ戦に2-0で勝利。同節終了時点で、1部昇格プレーオフ圏内の4位に位置している。

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