日本代表は4日、「KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ 2006」ガーナ戦に挑む(日産スタジアム・19:20KO・放送はTBS系18:55～)。ガーナはW杯ベスト16の強豪。MFエシアン、アッピア、ムンタリ、FWジャンなどワールドクラスのタレントによる攻撃力は脅威だ。

　一方の日本はこれまでレギュラーを務めてきたDF闘莉王、坪井が故障でこの試合に出られず、今野、水本らによる急造のディフェンスラインで臨むことになる。

　ガーナの攻撃を抑えるためには、急造DFラインの前に入るボランチの攻守にわたる貢献が不可欠。練習からは鈴木、遠藤のボランチが予想されるが、果たして本番では誰が出てくるのか?いまだ確固たるレギュラーがいない状態だけに、強豪ガーナ戦は選手にとっても格好のアピールの場となるはずだ。

　また、攻撃陣ではこれまでオシムに起用されている巻、我那覇のほか、初招集を受けた播戸、まだ先発出場のない佐藤らもJで日本人得点王タイの二人も控える。練習からは巻、播戸の先発が予想されるが、FW陣のレギュラー争いも見物だ。

<写真>ボランチ鈴木啓太(浦和)。豊富な運動量でチームを支える