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好調イブラ「敵、批判…全てが俺のモチベーション」

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移籍後20得点を記録したFWズラタン・イブラヒモビッチ

 マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチがレスター・シティ戦(3-0)で移籍後20得点目を記録した。試合後のコメントをアメリカ『ESPN』が伝えている。

 ユナイテッドは5日のプレミアリーグ第24節で昨季王者のレスターと対戦した。前半42分にMFヘンリク・ムヒタリアンが先制点を決めると、同44分にはバレンシアの折り返しをイブラヒモビッチが押し込み、追加点を奪取。後半4分にMFフアン・マタのゴールでトドメを刺したユナイテッドは3-0の完封勝利を飾った。

 イブラヒモビッチはレスター戦のゴールで今季プレミア15得点目をマーク。英『スカイ・スポーツ』によると35歳125日での15ゴール到達は、プレミア史上最年長記録だという。さらに元スウェーデン代表FWはユナイテッド移籍後のゴール数を「20」の大台に乗せた。

 それでも『ESPN』によると、イブラヒモビッチ自身が目標とする数字にはまだ届いていないようだ。「自分の頭の中には目標があるけど、それは言わないでおく。まだ成し遂げてないからな」と具体的には明かさなかったイブラヒモビッチだが、「でも目標自体はある。それは毎年俺が掲げているものだ。だから自分にとっては新しいものじゃない」と、設定するハードルは不変であると話した。

「これからもゴールを量産していくし、ベストを尽くしていく。チームメイトたちにはとても助けられているよ。俺が20ゴールもできないって言ってた人がたくさんいたのは知ってるけど、まあそんなのどうでもいいさ」

 一時はイブラヒモビッチのパフォーマンスと比例するように不振に陥ったユナイテッドだったが、カリスマの復調とともに持ち直し、第24節終了時点でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)圏内の4位と勝ち点2差の6位につけている。

 イブラヒモビッチは「俺たちは懸命にやり続けている。トップ4に入ってCL出場権を勝ち取りたい」とチームとしての目標を語ると、「まだ試合はいくつか残っている。もっと得点を挙げたいと思うよ。全てのものが俺のモチベーションになっている。全ての敵、批判、プレミアリーグの雰囲気、やってくる観客の全部がね」と、さらなるゴール量産へ意欲を燃やした。


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