第95回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜選考合宿が5日から静岡県内で行われた。合宿は6日に桐蔭横浜大と練習試合を行い、7日に終了。最終的に18名が日本高校選抜として4月に欧州遠征を行い、第55回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会(ドイツ)に出場する。

　佐野日大高は全国高校選手権で18年ぶりの8強入り、そして初の4強進出を果たした。駒澤大高との準々決勝で決勝ゴールを決めるなど躍進の立て役者となった存在がエースで10番のFW長崎達也。そのFWが今冬の選手権についてや、高校選抜、17年の意気込みについて語った。

―チームの歴史を変えた高校選手権を振り返って
「歴史変えられたんで良かったです。嬉しかったし、思い出に残る大会でした。歴史変える決勝点だったり、準決勝で止められたんですけど、結構良いシュートも打てたんで、そういう面では通用していたと思います」

―日本高校選抜について。意気込みなどを
「周りの人は全然自分より上手いと思っている。自分はこれから先、(高いレベルでのサッカーは)続けられないので自分の中で納得行くようにしていきたい。言われたことをやった中で、上手い選手たちがたくさんいるので楽しくできればいいと思っています」

―今後はまず学業に集中するということだが今年はどのような1年にしたい?
「しっかり勉強して大学入ってから勉強もサッカーもやっていけたらいいなと思っています」

(取材・文　吉田太郎)

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