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[DFB杯]ドルトムントがPK戦で原口先発のヘルタを下し6年連続8強へ、香川は出番なし

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ドルトムントがPK戦を制し、準々決勝進出を決めた

[2.8 DFBポカール3回戦 ドルトムント1-1(PK3-2)ヘルタ・ベルリン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は8日、3回戦2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦した。試合は1-1のまま決着付かず、PK戦の末、ドルトムントが3-2で勝利。香川はベンチ入りしたが、公式戦3試合連続で出番がなかった。原口は右サイドハーフで先発し、延長前半6分に交代した。

 ヘルタは前半27分、MFニクラス・シュタルクから縦パスを受けた原口がタメをつくってシュタルクに戻し、右サイドからアーリークロス。シュタルクのピンポイントクロスにMFサロモン・カルーがニアで合わせ、先制点を奪った。

 1点ビハインドで折り返したドルトムントは後半開始からMFクリスティアン・プリシッチ、DFマティアス・ギンターを投入すると、開始早々の2分に同点に追いつく。MFウスマン・デンベレのシュートは左ポストに当たったが、跳ね返りをもう一度デンベレが拾い、プリシッチに落として横パスをMFマルコ・ロイスが右足で流し込んだ。

 ヘルタも後半11分、カルーの横パスを受けた原口が左足でミドルシュートを狙うが、ゴール右へ。互いに積極的に2点目を狙うが、勝ち越しゴールは生まれず、延長戦を含めた120分間を終えて1-1のままPK戦に突入した。

 先攻のヘルタは1人目のDFファビアン・ルステンベルガーがクロスバーに当て、2人目のMFブラディミル・ダリダもGKロマン・ビュルキのセーブに阻まれた。後攻のドルトムントも2人目のプリシッチがGKに止められたが、ヘルタは5人目のカルーもゴール上に外す失敗。ドルトムントがPK3-2で競り勝ち、6年連続の8強入りを決めた。

 そのほか、MF長谷部誠の所属するフランクフルト、DF内田篤人の所属するシャルケ、3部のシュポルトフロインデ・ロッテも準々決勝進出を決めている。

■3回戦
(2月7日)
アストリア・バルドルフ(4部) 1-1(PK4-5)ビーレフェルト(2部)
ハンブルガーSV 2-0 ケルン
バイエルン 1-0 ボルフスブルク
G・フュルト(2部) 0-2 ボルシアMG

(2月8日)
シュポルトフロインデ・ロッテ(3部) 2-0 1860ミュンヘン(2部)
サンドハウゼン(2部) 1-4 シャルケ
ドルトムント 1-1(PK3-2)ヘルタ・ベルリン
ハノーファー(2部) 1-2 フランクフルト

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