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「キヨタケはリーガの日本人の運命に抗えなかった」地元メディアが清武弘嗣のセビージャ移籍を振り返る

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今冬の移籍市場でJリーグ復帰を決断したMF清武弘嗣

 今冬の市場でセビージャからセレッソ大阪に復帰したMF清武弘嗣だが、地元メディアではリーガ・エスパニョーラで成功できなかった一人として挙げられている。

 清武はこの夏にハノーファーからセビージャに加入。MFパブロ・サラビアと並びアンダルシアのクラブの“補強第一号”となった。

 清武はUEFAスーパー杯のレアル・マドリー戦、スペインスーパー杯第1戦のバルセロナ戦でスタメンを飾り、リーガ開幕節エスパニョール戦では1得点1アシストの活躍を見せた。しかし、そこから徐々に出場機会を減らしていき、最終的には1月の市場でJリーグに復帰する決断に至っている。

 地元メディア『エスタディオ・デポルティボ』では「日本人のリーガの運命に抗えなかったキヨタケ」との記事が載せられている。「キヨタケはアジア市場におけるマーケティング目的での獲得という定説を覆せなかった。彼が想像していたような冒険とはならなかった」清武がセビージャで順風満帆な日々を過ごすことはなかったと指摘した。

 同記事内において、清武は財前宣之(ログロニェス)、城彰二(バジャドリー)、西澤明訓(エスパニョール)、中村俊輔(エスパニョール)、大久保嘉人(マジョルカ)、家長昭博(マジョルカ)、指宿洋史(セビージャB)、ハーフナー・マイク(コルドバ)らの過去を乗り越えてリーガで成功することはできなかった、とされている。


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