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批判に晒されているアーセナル・ベンゲル監督、自身の将来を楽観視

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アーセナル率いるアーセン・ベンゲル監督

 アーセナル率いるアーセン・ベンゲル監督は、ここ数試合の低迷で自身の将来が不透明になったとは考えていないが、チームは良くない状態だとハル・シティ戦前の記者会見で認めている。

 ワトフォードにホームで苦杯を喫し、首位を走るチェルシーとのビッグ・ロンドンダービーに1-3で敗れた後、ベンゲル監督に対する非難の声は高まっている。現在首位に12ポイント差をつけられ、優勝争いから一歩後退した現状に、サポーターの一人はスタンフォード・ブリッジで“もう十分、辞めるタイミングだ”と記したボードを振りかざしていた。ここ数試合での結果を受け、ベンゲル監督は自身の立場とチーム状況に言及している。

「大切なことは次の試合へフォーカスを向けることだ。一人のファンの行動に何か言うつもりはない。私の将来が危うくなったとは思わないが、アーセナルのシーズンは終わりに近づいている。様々な意見を持つことは大切だが、より重要なことは次の試合結果であり、様々な状況にどのように対応できるかだ。チームは全力を出して戦う必要があり、今が結束すべき良いタイミングだ」

「非常に難しい1週間だった。勝つためにここにいるから負ければもちろん失望する。ハル戦はシーズンのターニングポイントになると思うし、チームのあり方を証明する良い機会だ。これからプレミアリーグとチャンピオンズリーグでビッグマッチが控えている。FAカップも残っているね。この3つの大会で良いプレーをしたいと思う。だから試合に集中すること、結果を出すこととファンの後押しが重要だ」

 一方でDFローレン・コシールニーがチェルシーに敗れた後、ヴェンゲル監督の采配への疑問をフランスのテレビ局に語っていた。しかしフランス人監督はあまり気にしていないようだ。

「あのコメントを英語に訳すことは簡単なことではない。選手はプレー内容に責任を負い、全員がすべきことをすればチームはより機能する。彼はあのような意味で言ったわけではないし、このようなことはよくあることだ。試合に勝てない時はなぜ勝てないのか一緒に分析し、何が起きているのか、何が機能していないのか明らかにすることが大切だ」

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