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大迫がボランチの位置でゴール演出も…ケルンは7戦ぶり黒星

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前半途中からボランチでプレーしたFW大迫勇也

[2.12 ブンデスリーガ第20節 フライブルク2-1ケルン]

 ブンデスリーガは12日、第20節3日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンは敵地でフライブルクと対戦し、1-2で敗れた。大迫は3トップの右ウイングで先発。前半途中からはボランチにポジションを下げ、同点ゴールを演出したが、チームは7試合ぶりの敗戦となった。

 フライブルクは前半32分、MFビンチェンゾ・グリフォのシュートがクロスバーを叩いて真下に落下し、そのままゴールラインを越えて先制点。ケルンは直後にMFマルコ・ヘーガーが負傷交代するアクシデントに見舞われると、代わって投入されたMFクリスティアン・クレメンスが3-4-3の右ウイングに入り、大迫がヘーガーのいたボランチにポジションを下げた。

 中盤の低い位置でボールを呼び込み、パスをさばく大迫。なかなかゴール前に入っていくシーンはつくれなかったが、前半39分には中盤で相手3人を引き付けて横に流し、MFヨナス・ヘクターがスルーパスを通す。FWレオナルド・ビッテンコートのシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球をFWアントニー・モデストが押し込み、1-1の同点に追いついた。

 モデストは3戦連発となる今季16ゴール目。17得点のFWピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)を1点差で追う得点ランキングトップ単独2位に浮上した。

 後半も一進一退の攻防が続いたが、フライブルクは後半32分、左45度の位置からグリフォが右足で直接FKを狙うと、GKが弾いたボールをMFマクシミリアン・フィリップが左足で押し込んだ。結局、これが決勝点に。ケルンは連勝が2で止まり、昨年12月3日のホッフェンハイム戦(0-4)以来、7試合ぶり今季4敗目を喫した。

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