アトレティコ・マドリーは、近いうちにFWフェルナンド・トーレスとの契約延長を真剣に検討することになるかもしれない。

　12日のリーガ・エスパニョーラ第22節、アトレティコは本拠地ビセンテ・カルデロンでのセルタ戦を3-2で制した。この試合で貴重な同点弾を挙げたF・トーレスはリーガ得点数を5に伸ばすとともに、アトレティコ通算得点数を115として、アデラルド氏を抜き去り歴代得点ランク単独6位となっている。

　リーガここ3試合で4得点1アシストと好調を維持しているF・トーレス。クラブとの契約を今季終了時までとしているスペイン人ストライカーだが、この調子で行けば契約延長にこぎ着けることも十分にあり得そうだ。

　F・トーレスは昨季も似たような経験をしている。シーズン終了時に契約が満了となる状況で、アトレティコ通算100得点を記録してから終盤戦で10得点を叩き込み、1年の契約延長を勝ち取ったのである。

　F・トーレスは先日、アトレティコが来季から本拠地をワンダ・メトロポリターノに移すことにちなみ、残留への強い希望を口にした。「祖父にメトロポリターノでプレーしたと言いたい」。エル・ニーニョ(トーレスのニックネーム、「子供」の意)の願いは叶うだろうか。

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