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元女子サッカー選手の田村奈津枝さんが交通事故死…日テレやINACでプレー

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08年になでしこLのオールスター戦に出場した田村奈津枝さん

 日本サッカー協会(JFA)は15日、14日にナショナルトレセンコーチ(関東地区担当)の田村奈津枝さん(34)が交通事故で死亡したと発表した。

 JFAによると、14日午前10時頃、愛媛県四国中央市新宮町の高知自動車道上り線の大影トンネル入り口付近で車6台がからむ衝突事故が発生し、乗用車を運転していた田村さんはこの事故に巻き込まれた。

 田村さんは日体大卒業後に日テレ・ベレーザ、INAC神戸でプレー。現役引退後は株式会社ファンルーツアカデミースクールコーチ、日本体育大学女子サッカー部コーチ、JFAアカデミー今治のコーチを務め、今年2月に関東地区担当のJFAナショナルトレセンコーチに就任していた。

 田嶋幸三会長はJFAを通じて、「突然の訃報に大きなショックを受けています。ご家族、そして本人の無念さを思うといたたまれない気持ちです。日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ指導者海外研修事業でドイツ・フライブルクでの研修も受けてもらい、能力が高いからこそ、今回、関東地区のナショナルトレセンコーチをお願いしました。指導者としてのキャリアを積んでいる矢先にこのような痛ましい事故に遭い、命を落とされてしまったことは、残念でなりません。日本サッカーにとって大きな損失だと思っています。心からのご冥福をお祈りいたします」とコメントしている。

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