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驚愕ミドルのカゼミーロ「ずっと練習していた」

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ナポリ戦でスーパーミドルを決めたMFカゼミーロ

[2.15 欧州CL決勝T1回戦第1戦 R・マドリー3-1ナポリ]

 レアル・マドリー(スペイン)は15日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦でナポリ(イタリア)と対戦し、3-1で逆転勝利を収めた。ダメ押しの3点目を奪ったMFカゼミーロのコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 カゼミーロが「ナポリはいいサッカーをやっているし、クオリティが高いので、僕たちは難しい試合になることを分かっていた」と語った通り、レアルは前半8分にFWロレンツォ・インシーニェの意表を突いたミドルシュートで先制を許した。

 それでも、10分後の前半18分にFWカリム・ベンゼマがヘディングで同点弾を奪うと、後半4分にはMFトニ・クロースのコントロールショットで逆転に成功。そして直後の後半9分に決まったゴールがこの試合のハイライトとなった。

 PA後方の右へ飛んだこぼれ球にカゼミーロが反応し、右足を一閃。鋭く回転のかかったボールに合わせた高難易度のダイレクトシュートだったが、目の覚めるような弾道でゴール左隅に突き刺さり、勝負を決定づける一撃となった。

「ずっとその練習をやってきたし、神様のおかげでうまくいった」。自身のスーパーゴールをこう振り返ったカゼミーロは「僕たちは毎日シュート練習をやっているけど、特に僕はゴールへと迫り、PA外からもっとシュートを打たなければいけないんだ」と向上心たっぷりに話した。

「サポーターは僕たちを一生懸命応援してくれたので、メンバーに代わって感謝したい。なぜなら彼らは今日、本当に僕たちをサポートしてくれたからね。僕たちはナポリがホームで危険なチームであることを分かっているしまだ道のりは長いので、集中して落ち着かなければならない」

 カゼミーロは本拠地のサポーターの後押しに感謝し、3月7日に行われる敵地での第2戦に視線を向けた。


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