beacon

メッシとC・ロナウドが隣に置きたい男…バルサ戦で主役に躍り出たディ・マリア

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナ戦で輝きを放ったMFアンヘル・ディ・マリア

 世界の頂点を走る2選手が、隣に置きたい選手がいる。それはパリSGのMFアンヘル・ディ・マリアだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第1戦で、ディ・マリアは圧巻のパフォーマンスを見せた。直接FKとミドルシュートによる2得点で4-0の勝利に大きく貢献。大勝したパリSGは、バルセロナをベスト16敗退間際まで追い詰めている。

 2014年のCL決勝でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、レアル・マドリーに悲願のデシマ(クラブ史上10度目の優勝)をもたらしたディ・マリアが、自身の29歳の誕生日を迎えた14日のバルセロナ戦で再び輝きを放った。14年夏にレアルを離れてマンチェスター・ユナイテッドに向かったアルゼンチン代表FWだが、FWクリスティアーノ・ロナウドは最後までクラブに同選手を引き留めるよう説得し続けていたとされる。

 アルゼンチン代表で同僚のバルセロナFWリオネル・メッシも、ディ・マリアを高く評価している選手の一人だ。アルゼンチンは14年のブラジルW杯で決勝まで進みながら、ドイツに敗れて優勝を逃した。その決勝の舞台にディ・マリアの姿はなかった。準決勝のオランダ戦で負傷し、ファイナルに間に合わなかったためである。

 メッシは以前、バルセロナにディ・マリアの獲得を勧めていたという。バルセロナは2年前の夏にディ・マリア獲得に迫っていた。だがFIFAの補強禁止処分に加え、レアルがユナイテッドとリーガ・エスパニョーラのクラブへの移籍に際して発生する罰金条項を契約に盛り込んでいたことで、移籍話は水泡と化した。

 これまで“引き立て役”として脚光を浴びていたディ・マリアは、バルセロナ戦の2発で主役となり、改めてその価値を見せ付けたのである。


●欧州CL16-17特集
●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP