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天皇杯の賞金が1.5億円に増額! 外国人枠、累積警告なども変更

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昨季の天皇杯を制した鹿島アントラーズ

 日本サッカー協会(JFA)は16日、今年度2回目の理事会を開催し、天皇杯の開催規程が一部変更されることを発表した。

 JFAによると、優勝賞金として支払われるチーム強化費が1億円から1.5億円に増額。勝ったチームに支払われる次戦への準備金としての強化費は、1回戦の勝利チームにはこれまで同様50万円だが、2回戦の勝利チームは100万円、3回戦が200万円、ベスト16以降は300万円と、それぞれ増額されることが決まった。第3位の2000万円、準優勝の5000万円については、これまで通りとなる。

 また、外国籍選手の出場枠も変更。「J1、J2、J3リーグ戦試合実施要項」の第14条「外国籍選手」の条項が改正されたことを受け、天皇杯でもJリーグ提携国であるタイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、イラン、マレーシア、カタール国籍の選手は外国籍扱いとしないことになった。なお、大会にエントリーできる外国籍選手は5名で、試合に出場できるのは3名+アジア枠1名となるのはこれまでと同様。そのほか、警告による出場停止処分も変更され、準決勝進出チームの選手が受けた準々決勝前までの警告累積は準決勝以降には持ち越さないことになった。

 今季の天皇杯は4月22日、23日に各地で1回戦が行われ、J1とJ2のチームが登場する2回戦は6月21日に開催される。


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