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代理人がエジルを擁護「彼はチーム不調のスケープゴートにされている」

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バイエルン戦でのパフォーマンスを批判されたMFメスト・エジル

 アーセナルのMFメスト・エジルは、チーム不調のスケープゴートにされていると感じているようだ。英『BBC』が伝えている。

 アーセナルは15日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦でバイエルン(ドイツ)に1-5の大敗を喫し、7シーズンぶりのベスト8進出が大きく遠のいた。先発フル出場したエジルは英『エクスプレス』から最低点となる「1.0」の評価を与えられるなど、批判の矢面に立たされている。

 英『BBC』では、エジルの苦悩を代弁した彼の代理人のコメントを紹介している。

「もし選手が悪いプレーをしていたら、批判を受けるのは普通のことだ。だが、メストが感じているのは、人々は彼のパフォーマンスに注目してそう話しているのではないということだ。メストは彼らから、チーム不調の責任転嫁のターゲットにされていると感じている。それはフェアじゃない」

「サッカーというのはチームスポーツであり、アーセナルはチームとして良いパフォーマンスを見せていなかった。ピッチ上に立っているのは11人の選手だ。だが、メストだけが叩かれることになる。アーセナルが5失点もした原因は彼なのだろうか?」

 さらに代理人の熱弁は続く。

「メストは戦っていないだの、ぶつかっていないだの、人々は好き勝手なことを言う。彼はボディランゲージが小さいとね。だが、それは彼のスタイルだ」

「私を信じてくれ。彼は成功を渇望している。うまくいかなかったら怒るし、それを態度に表したりもする。アーセナルがうまくいっているとき、彼のボディランゲージが話題になったことはあるだろうか?」

「彼は目的なく走ったり、タックルしたりすることはない。みんなに戦っているとポーズをとるためだけに、そんなことをしたりはしない。意味もなく走るようだったら、彼は次のために体力を温存することを選ぶ」

 エジルのプレースタイルも踏まえ、ファンに理解を求めた代理人。「エジルはクラブに忠誠を誓っている。彼は100%のパフォーマンスを発揮してくれるはずだ。アーセナルでプレーする限り、完璧なプロフェッショナリズムとコミットメントを見せてくれる。それは変わることはない」と断言した。


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