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首位走るシュツットガルトが4連勝!浅野と交代の新加入18歳ブレカロが決勝ミドル弾

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[2.17 ブンデスリーガ2部第21節 ハイデンハイム1-2シュツットガルト]

 ブンデスリーガ2部は17日、第21節を行い、FW浅野拓磨とMF細貝萌の所属するシュツットガルトは敵地でハイデンハイムと対戦し、2-1で勝利した。浅野は左インサイドハーフで先発すると、後半は左ウイングにポジションを移し、同12分までプレー。細貝はベンチ外だった。

 首位シュツットガルトが先手を取った。前半19分、MFアント・グルギッチの右CKのこぼれ球をMFクリスティアン・ゲントナーがダイレクトで左足シュート。一度は相手選手のブロックに阻まれたが、跳ね返りに再び左足を振り抜き、先制ゴールを突き刺した。

 浅野は4-1-4-1の左インサイドハーフで先発し、FWシモン・テロッデの背後でシャドー気味の位置に入った。前半33分にはカウンターから浅野のスルーパスに抜け出したDFエミリアーノ・インスアがPA内に進入し、マイナスのクロス。FWカルロス・マネが右足インサイドで合わせたが、シュートはゴール右に外れ、決定機を逸した。

 すると、ホームのハイデンハイムが徐々に流れを引き寄せる。前半42分、MFマルク・シュナッテラーが左サイドからドリブルで中に運びながらシュートコースをつくり、約25mの位置から右足を一閃。強烈なミドルシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 1-1で折り返した後半開始からシュツットガルトは浅野とFWジュリアン・グリーンがポジションを入れ替え、浅野は左ウイングに入った。しかし、ハイデンハイムの堅守に抑え込まれ、最前線のテロッデになかなかボールがおさまらず、浅野も後半12分に途中交代。今冬の移籍市場でボルフスブルクからレンタルで獲得したクロアチアの有望株、MFヨシプ・ブレカロが投入された。

 後半17分にはグリーンに代えてFWダニエル・ギンチェクを投入。システムを4-1-3-2に変え、テロッデとギンチェクが2トップを組んだ。攻勢を強めるシュツットガルト。ゲントナーやテロッデの決定的なシュートはGKケビン・ミュラーのビッグセーブに阻まれたが、後半26分、ブレカロがPA手前から豪快な右足ミドルをゴール右上隅に突き刺した。

 新加入の18歳MFのスーパーゴールで2-1と勝ち越すと、終盤のハイデンハイムの波状攻撃にもGKミッチェル・ランゲラクを中心とした粘り強い守備で最後まで耐え抜いたシュツットガルト。中断明け4連勝で勝ち点を44に伸ばし、単独首位をキープしている。

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