18日のリーガ・エスパニョーラ第23節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエスパニョール戦を2-0で制した。この試合でローテーションを採用したジネディーヌ・ジダン監督は、出場機会が少ない選手たちも、チームの重要な戦力であることを強調している。

　スペイン『マルカ』が、フランス人指揮官の試合後コメントを伝えた。

「全員にやる気があることは素晴らしい。それが我々の望むところであるし、また選手たちが満足していること、そして必要なときに助けることは私が責任を背負わなければならない。我々は全選手を重要としている。多くの試合を戦っていかなければならないからね。これからアウェーでの2連戦に臨むが、勝利することが必要だ」

　ジダン監督はまた、このエスパニョール戦で実戦復帰を果たし、ゴールまでも記録したMFガレス・ベイルについて触れている。

「ガレスの復帰については、彼自身のことを思えば本当に素晴らしいことだと感じられる。3か月も離脱していた彼は、自分が選手と感じることを必要としていたんだ。ガレスには試合を楽しんでこいと言ったよ。彼は特別な選手で、ほかとは一線を画している」

　ゴールから遠ざかりながらも、チームメイトをアシストするプレーで存在感を放つFWクリスティアーノ・ロナウドについては、次のような見解を示した。

「ゴールを決めていないことでナーバスになっているとは感じない。私は彼が素晴らしいプレーを見せたと思っている。チームメートのためによく働いていたよ。彼について心配はしていない。シーズンの決定的な時期に、違いを見せてくれるはずだ」

　一方で、MFイスコが今季限りでレアルを退団する可能性を示唆したことについて問われると、こう返している。

「彼はここで満足しているし、幸せと感じている。自分のすべきことだけに集中しているよ。今日は素晴らしいプレーを見せたし、来季もここに残っていることを期待している」

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