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チェルシーも苦戦したFA杯5回戦…コンテは快挙達成の5部クラブを称賛「イタリアではまずあり得ない」

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アントニオ・コンテ監督も格下相手に苦戦したことを認めている

[2.18 FA杯5回戦 ウォルバーハンプトン0-2チェルシー]

 チェルシーは18日、FA杯の5回戦でウォルバーハンプトン(2部相当)と対戦し、2-0で勝利した。アントニオ・コンテ監督は、「今シーズンのFA杯で最も厳しい戦いになった」と試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 12日のバーンリー戦から7人を変更したチェルシーは、古巣対決のMFジョージ・サビルのシュートが左ポストを叩くなど、4回戦でリバプールに2-1で勝利したウォルバーハンプトンに苦戦を強いられた。それでも、前半はスコアレスで終えたが、後半20分にウィリアンのクロスをFWペドロ・ロドリゲスが頭で合わせ、先制点。さらに後半44分にFWジエゴ・コスタがゴールネットを揺らし、2-0で8強入りを決めた。

 試合前には、バーンリーやレスター・シティといったプレミアリーグ勢がジャイアントキリングの餌食になり、マンチェスター・シティもスコアレスで再試合となることが決まっていた。コンテ監督は、「試合前に他会場の結果がわかっていただけに、ドレッシングルームでは選手たちに気を引き締めてピッチに立つように伝えたよ。何度でも繰り返すが、イングランドに簡単な試合などない。どんな大会でもね」と苦戦したことを認めた。

 また、バーンリーに1-0で勝利し、ノンリーグ(プロアマ混合の地域リーグ)のチームが103年ぶりに8強進出を果たすという快挙を達成したリンカーン(5部相当)に対して、元ユベントス指揮官は、「FA杯にとって素晴らしいニュースだね。イタリアではまずあり得ないよ。自分たちを信じ抜き、覚悟を持って戦えば大番狂わせを起こせることを再認識させられた。彼らと共に準々決勝に進出できて嬉しいよ」と称賛の言葉を贈った。


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