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本田9試合出番なしのミラン、上位に踏みとどまる…指揮官「この勝利をベルルスコーニに」

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ミランが2-1で勝利し上位争いに踏みとどまった

[2.19 セリエA第25節 ミラン2-1フィオレンティーナ]

 セリエAは19日、第25節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでフィオレンティーナと対戦し、2-1で勝利した。ミランの勝利は2戦ぶり。本田はリーグ戦は9戦連続の出番なしに終わっている。

 ミランは前半16分、MFホセ・ソサが右サイドから蹴ったFKをMFユライ・クツカが頭で合わせて先制。同20分にFWニコラ・カリニッチに同点弾を浴びたが、同31分に中央でボールを受けたFWジェラール・デウロフェウがドリブルからゴールネットを揺らす。結果的に今冬の移籍でエバートンから加入した22歳FWの移籍後初ゴールが決勝点になり、ミランが上位争いに踏みとどまった。

 先日よりミランの身売り騒動が終結を迎えたと報じられている。中国の企業グループのシノ・ヨーロッパ・スポーツへの株式譲渡が完了し、3月1日にも31年間続いたシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長の体制に終止符が打たれるとされている。

 2月26日に敵地でのサッスオーロ戦を残すが、報道通りであれば、この日の試合はベルルスコーニ体制では最後のサン・シーロでの試合だった。公式サイトによると、「非常に重要な勝利だ。この3ポイントでヨーロッパリーグ出場の目標を継続して掲げることができる」と評価したビンチェンツォ・モンテッラ監督は「この勝利をベルルスコーニ会長に捧げたいと思います。これがサン・シーロでの最後の試合になるかは分りませんが、これを彼に捧げたい」と感謝を語った。


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