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[デンチャレ]九州はFW儀保らゴールで中国・四国に逆転勝ち、東海は渡邉&内海ゴールで今大会初白星

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 第31回デンソーカップチャレンジサッカー刈谷大会の順位決定戦が19日に行われ、5・6位決定戦では九州選抜が中国・四国選抜を3-2で下し、7・8位決定戦では東海選抜が北海道・東北選抜に2-1で勝利し、地元開催の大会で初勝利を手に入れた。

 九州は中国・四国に3-2の逆転勝ちで5位へ食い込んだ。前半7分に中国・四国がMF山﨑一帆(高知大3年=佐賀商高)のゴールで先制。ドリブルで持ち込んでの左足シュートで山崎が2戦連続弾を記録した。

 しかし、そこから九州が一気に3発逆転。前半17分に先発起用された九州唯一の“沖縄組”であるFW儀保幸英(沖縄国際大2年=流通経済大柏高)の得点で1-1に追いつき、後半7分にMF今村一希(福岡大2年=東海大五高)のアシストからMF樋口雄太(鹿屋体育大2年=鳥栖U-18)のゴールで逆転に成功。

 後半23分にMF福森勇太(鹿屋体育大2年=山梨学院高)がダメ押しの3点目を決め、3-1と2点差に突き放した。1分後の後半24分、MF梶山勝矢(IPU・環太平洋大3年=高知中央高)に3試合連続ゴールを許し、3-2に詰め寄られたがそのまま逃げ切った。

 7・8位決定戦では地元の東海が北海道・東北を前に意地をみせた。前半44分にMF内海徹也(静岡大3年=川和高)のアシストからMF渡邉柊斗(東海学園大2年=東海学園高)が右足シュートで先制点。後半35分には今度は内海が自らゴールネットを揺らした。

 2-1の後半38分にMF宮澤弘(仙台大3年=柏U-18)の左CKからDF遠藤祐馬(北海道教育大岩見沢校1年=大阪桐蔭高)にヘディングシュートを決められたものの、最小失点に留めると今大会初勝利を手にして7位で終えた。

 前回大会では初戦で全日本大学選抜を撃破。3・4位決定戦で九州選抜を下すなど、存在感をみせていた北海道・東北だが今大会では悔しい最下位。2戦連続でPK戦の末に黒星を喫すると、最終日では東海に1-2で敗れた。

最終順位および結果は以下のとおり

優勝:関東選抜A
準優勝:全日本選抜
第3位:関西選抜
第4位:関東B・北信越選抜
第5位:九州選抜
第6位:中国・四国選抜
第7位:東海選抜
第8位:北海道・東北選抜

▽2月19日
【7・8位決定戦】
[グリーングラウンド刈谷(人工芝)]
北海道・東北選抜 1-2 東海選抜
[北]遠藤祐馬(83分)
[東]渡邉柊斗(44分)、内海徹也(80分)

【5・6位決定戦】
[グリーングラウンド刈谷(天然芝)]
九州選抜 3-2 中国・四国選抜
[九]儀保幸英(17分)、樋口雄太(52分)、福森勇太(68分)
[中]山﨑一帆(7分)、梶山勝矢(69分)

【3・4位決定戦】
[ウェーブスタジアム刈谷]
関東B・北信越選抜 1-2 関西選抜
[東]戸嶋祥郎(15分)
[西]和田健太郎(53分)、大野佑哉(56分)

【決勝】
[ウェーブスタジアム刈谷]
全日本大学選抜 1-2 関東A選抜
[全]ジャーメイン良(17分)
[関]土居柊太(28分)、鈴木国友(90+3分)


(取材・文 片岡涼)
●第31回デンソーカップチャレンジ刈谷大会特集

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