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「南野祭」の見出しで現地紙がハットトリックの活躍を報道…敵将も賛辞

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敵将からも賛辞を送られた南野

 現地時間19日、オーストリア・ブンデスリーガ第22節、SVリートvsザルツブルクの試合が行われた。この試合でザルツブルクの南野拓実がハットトリックを決め、敵地で6-1での大勝に貢献した。ザルツブルクは勝ち点を46に伸ばしてリーグ首位の座を維持している。

 この結果を受けて、オーストリア地元メディアも南野のハットトリックの活躍を大きく紹介している。

 ウィーンの地元紙『kurier』は「南野祭、レッドブル・ザルツブルクは南野のおかげですべての上にそびえ立っている。日本のアタッカーは6ゴールを決めたチームの大勝に貢献し、SVリートを突き放した」と報じている。

 地元メディア『derstandard』は「パワーのザルツブルクショー」の見出しでザルツブルクの大勝を報道。「南野拓実がトリプルパック(ハットトリック)を決め、今シーズンのゴール数を9に伸ばし、ゴールランキングもリーグ2位タイに躍り出た。また、南野は“ジョーカー”の(ヨシフ)ラドジェヴィッチのゴールもアシストし、攻撃面で大きな役割を担った」と、ゴール以外の働きについてもスポットを当てている。

 また、現地紙はSVリートのクリスチャン・ベンベネック監督の言葉も紹介。「ザルツブルクのほうが力で勝っていることは分かっていた。最初の20分はチームが持ちこたえてくれたものの、それから立て続けに(南野に)決められて、そこからドミノの山のように崩れてしまった」と述べ、南野のゴールでザルツブルクに試合の主導権が渡ってしまったと嘆いている。

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