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あの人は今?「日出ずる国のピッポ・インザーギ」…伊メディアが森本貴幸に注目

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カターニア時代のFW森本貴幸

 元日本代表でセリエAのカターニアなどでプレー経験のあるFW森本貴幸について、イタリアメディア『Calciomercato.com』が「あの人は今?…」とのタイトルでプロフィールなどを紹介している。

「日出ずる国のピッポ・インザーギこと、タカユキ・モリモトについて忘れた人はいないだろう」との書き出しで、元イタリア代表のエースFWフィリッポ・インザーギになぞらえている。日本では「和製ロナウド」として話題になった森本だが、イタリアでは、「アーモンドアイのインザーギ」、「バンザイ」などの呼び名で親しまれた。

 カターニアでは2007年1月、わずか18歳で迎えたアタランタ戦(1-1)で起死回生の同点ゴールを挙げ、「将来を約束されるような素晴らしいデビュー」を飾った。しかし直後の3月には、左膝十字靭帯を負傷する不運に見舞われた。

 それでも森本は引き続き4シーズンをカターニアで過ごした。中でも「最高の瞬間」は、復帰後の初戦となった2007年8月のパルマ戦でのゴールや、2008年12月のローマ戦でのドッピエッタ(1試合2ゴール)、2009年1月のユベントス戦のゴールなどが挙げられている。特に2009年3月のパレルモとのシチリア・ダービーで得点を挙げ、4-0の勝利に貢献したことはまるでおとぎ話のように語られた。

 だが、ディエゴ・シメオネがカターニアの監督に就任すると構想外となった。ノバーラへレンタル加入したのち、アラブ首長国連邦のアル・ナスルへと移籍し、現在は日本へ帰国していると紹介されている。

 最後に、現在28歳となった森本が川崎Fに所属し、カブトムシの飼育に夢中になっていると伝えている。


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