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元伊代表FW、ナポリ時代から5年にわたる悪夢のストーカー被害を告白…犯人は警察官

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ファビオ・クアリアレッラがストーカー被害に遭っていたことを告白

 サンプドリアに所属する元イタリア代表のFWファビオ・クアリアレッラがストーカー被害に遭っていたことを告白し、犯人が逮捕されていたと、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで報告した。

「やっと悪夢が終わった。この4~5年の間は家族とともに苦しみ、とても辛かった。プロとしてプレーに集中しようとしていたが、簡単ではなかった」

 ストーカーの被害が始まったのは、ナポリに在籍していた時だった。犯人のラファエレ・ピッコロ被告は警察官だった。ピッコロ被告はクアリアレッラについて、ドラッグや賭博に関わり、マフィアとの付き合いがあるほか、小児愛の性癖もあるなどといったニセ情報を匿名の手紙でクラブへ報告していた。また殺害予告も数えきれないほどあった。

「ナポリから移籍したのもこれが原因だった。(ナポリでは)快適だったし、家族とも一緒だった。自分と同じような被害者が出ないよう望む。脅迫をされてボロボロになる」

 17日、ピッコロ被告には禁固4年8か月の実刑が下された。ようやく悪夢の日々から解放されたクアリアレッラはカメラの前で声を詰まらせながら、同様の被害者が出ないようにと訴えた。


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