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浦和が敵地で4発快勝!! R・シルバのデビュー弾も生まれACL白星発進

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得意のドリブルで突破を図る浦和レッズMF関根貴大

[2.21 ACLグループリーグ第1節 Wシドニー0-4浦和]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は21日、グループリーグ第1節1日目を行い、F組では浦和レッズウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(豪州)のホームに乗り込んだ。前半をスコアレスで折り返したものの、後半11分にFW興梠慎三、同13分にFW李忠成、同23分にDF槙野智章、同41分にFWラファエル・シルバがゴールを奪い、浦和が4-0で快勝した。白星スタートを切った浦和は、28日に行われる第2節でFCソウル(韓国)とホームで対戦する。

 浦和は18日に行われた富士ゼロックススーパー杯鹿島戦(●2-3)から先発を3人入れ替え、槙野、MF関根貴大、興梠らを先発起用。3-4-2-1のシステムを採用してGKに西川周作、最終ラインは右からDF森脇良太、DF遠藤航、槙野を並べ、ボランチにMF阿部勇樹とMF青木拓矢、アウトサイドは右に関根、左にMF宇賀神友弥を配置し、シャドーに李とFW武藤雄樹、1トップに興梠を据えた。一方のWシドニーのスターティングメンバーには川崎FやC大阪、鳥栖でプレー経験のあるMF楠神順平が名を連ねた。

 試合開始直後に李、前半8分に武藤がシュートを狙うなど、序盤から積極的な姿勢を見せる浦和は同13分、森脇のサイドチェンジを宇賀神がダイレクトで折り返し、走り込んだ武藤が左足で狙うがシュートはGKベドラン・ヤンイェトビッチの守備範囲に飛んでしまう。その後は両チームともに相手守備を崩し切れず、得点が生まれないまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 スコアレスのまま後半を迎えると、後半11分に浦和が先制に成功する。中盤でボールを奪うと、森脇のパスを受けた李がドリブルで前線に運んで相手選手の注意を引きつける。走り込んだ興梠がパスを呼び込んでPA内に進入すると、右足アウトの鮮やかなシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 勢いに乗った浦和は2分後の後半13分、PA内で仕掛けた関根のドリブルは阻まれたものの、こぼれ球を青木が拾い、左サイドの興梠に展開。興梠がダイレクトでゴール前に浮き球のパスを送ると、反応した李が左足のダイレクトボレーでゴールを陥れ、リードを2点差に広げた。

 さらに後半23分には武藤が蹴り出したCKを槙野が右足で押し込み、3点目を奪取。同25分には武藤に代えてR・シルバ、同33分には青木に代えてDF那須大亮、同40分には興梠に代えてMF矢島慎也を投入する。すると同41分、矢島のパスを受けたR・シルバがPA内まで持ち込んで右足シュートを突き刺し、浦和での公式戦デビュー戦でゴールを記録。その後もWシドニーの反撃を許さず、浦和が4-0の完封勝利を収めた。


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