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中国は合わない…“世界最高年俸選手”テベスに早くも退団報道

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上海空港に降り立った際には大歓迎を受けたFWカルロス・テベスだったが…

 1月に4000万ユーロ(約49億円)という世界最高年俸で中国スーパーリーグの上海申花に加入した元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスに早くも退団報道が出ている。アルゼンチンの有力紙『オレ』が報じているもので、欧州主要メディアも引用して報じている。

 テベスが早くも中国を去ることになるかもしれない。テベスは1月に上海と契約すると、“中国上陸”の際は、空港がパニックになるなど、大歓迎を受けた。しかしACL本戦の出場権をかけたプレーオフに出場するも不発。チームも0-2で敗れ、敗退が決まるなど、空回りが続いていた。

 そしてここに来て、早くもテベスが中国での生活に馴染めない様子が報じられた。代理人は報道を否定しているようだが、食生活や言葉の問題などに直面しているという。また、ACLの出場権を逃したことによるモチベーションの低下も心配されている。

 “爆買い”の加速により、今冬も多くのスター選手が中国に渡った。さらにFWウェイン・ルーニーがテベスの年俸を更新する金額で移籍するのではないかとも伝えられている。しかし中国リーグへの移籍には慎重な姿勢をとる選手も少なくない。年俸が魅力的なのは確かだが、テベスの件が本当であれば、選手にはより慎重な判断が求められることになりそうだ。

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