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ユベントスが敵地で先勝!ポルトは退場者痛く

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前半27分のDFアレックス・テレスの退場が試合の流れを大きく左右した

[2.22 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 ポルト0-2ユベントス]

 UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦第1戦が22日に行われ、ユベントス(イタリア)が敵地でポルト(ポルトガル)を2-0で下した。ユベントスのホームで行う第2戦は3月14日に行う。

 試合は前半27分に大きな動きを見せる。ポルトのDFアレックス・テレスがMFシュテファン・リヒトシュタイナーの突破を防ごうとした際に思い切り足を引っかけてしまう。同25分に警告を受けていたテレスは、2枚目のイエローカードで退場となった。

 その後はユベントスが一方的に攻撃を続けることになる。前半アディショナルタイムのFWパウロ・ディバラの強烈ミドルが右ポストに嫌われるなど、前半はスコアレスで折り返したが、後半27分、途中出場のMFマルコ・ピアツァが右サイドからチャンスメーク。ディバラに当ててゴール前に入ると、ディバラの縦パスが相手に当たってプヤカの足もとに入る。ピアツァがゴール左に蹴り込み、先制点を奪う。

 さらにユベントスは後半29分、今度は左サイドからチャンスを作ると、DFアレックス・サンドロが右足でクロスを入れる。ファーサイドにいたDFダニエウ・アウベスが胸トラップで受けると、左足で流し込み、一気にリードを2点に広げた。またD・アウベスも途中交代で入った選手で、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の采配がピタリと当たった。

 一方のポルトは、やはり10人では厳しかった。本拠地が得意なチーム同士の対戦だったが、ユベントスが敵地戦を制し、第1戦を終えた。またこの試合は、ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォン、ポルトGKイケル・カシージャスによるGK対決が注目された一戦でもあった。試合後、両雄はユニフォームを交換して健闘をたたえ合っていた。


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