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「イギリス人監督にもっとチャンスを」ギグス氏がプレミアの現状に苦言

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プレミアの現状に苦言を呈したギグス氏

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグス氏は、プレミアリーグには外国人監督が多すぎるとイギリス『BBC』に苦言を呈している。

 ギグス氏は、昨年10月と今年1月にスウォンジー・シティの監督に就任するのではないかと噂されていたものの、いずれもボブ・ブラッドリー氏とポール・クレメント現監督が就任し、マンチェスター・ユナイテッドから退団して以来の現場復帰は実現しなかった。

 現在プレミアリーグに所属する20チームのうち、イングランド人監督は7人のみであり、さらに上位7チームを指揮するのはすべて外国人指揮官。イギリス人監督で最高成績を収めているのは、現在8位のウェスト・ブロムウィッチを率いるトニー・ピューリス監督のみという現状に、ギグス氏は疑問を持っているようだ。

「プレミアリーグにイギリス人監督が十分にいるとは思わないし、イギリス人監督にもっとチャンスを与えるべきだと思う。プレミアリーグには優秀な外国人監督が集まっているが、有能なイングランド人コーチや監督は居場所を失ってしまっている」

「いくら才能があっても、それを証明できるチャンスすらない。もちろん優秀な監督だけではなく、優秀な外国人コーチも大勢いる。ただ、バランスを考えると、外国人の指導者が多すぎ、イギリス人監督やコーチには十分なチャンスがない」

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