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バイエルン、圧巻の8発ゴールショー!高徳率いるHSVは大敗

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バイエルンが圧巻の8発ゴールショー

[2.25 ブンデスリーガ第22節 バイエルン8-0ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガは25日、第22節2日目を行い、首位バイエルンはホームでDF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと対戦し、8-0で大勝した。酒井は右サイドバックでフル出場したが、チームは8失点の大敗で再び入れ替え戦圏となる暫定16位に後退した。

 序盤は拮抗した展開だったが、前半17分、バイエルンが遅めのファーストシュートで先制点を奪う。DFダビド・アラバが左サイドを突破し、中央のFWトーマス・ミュラーにパス。ミュラーが落としたところをMFアルトゥーロ・ビダルが右足ダイレクトでシュートを放ち、GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 先制に成功したバイエルンはここから堰を切ったようにゴールラッシュ。前半24分、ミュラーが獲得したPKをFWロベルト・レバンドフスキが冷静に決めると、同42分にはMFドウグラス・コスタのシュートのこぼれ球をレワンドフスキが押し込み、3-0で前半を折り返した。

 ハンブルガーSVは後半早々に酒井が右サイドをドリブル突破。左足でシュートを打ったが、ゴール左に外れた。その後はチャンスらしいチャンスのないまま、逆にバイエルンの勢いが加速度的に増していく。後半9分、高い位置でボールを奪い、MFアリエン・ロッベンのヒールパスからレワンドフスキが右足でゴール右隅に流し込み、4-0。今季2度目のハットトリック達成となったレワンドフスキは今季通算19ゴールとし、得点ランキングでもトップタイに立った。

 後半11分にはレワンドフスキのスルーパスに反応したミュラーがGKを引き付けて横に流し、アラバが左足で5点目を決める。同20分には途中出場のFWキングスレイ・コマンに今季初ゴールが生まれ、その4分後の同24分にもコマンが追加点。7-0と大量リードを奪うと、後半42分にロッベンがとどめの8点目を決めた。

 怒涛のゴールラッシュで8-0と圧巻したバイエルン。この日が通算1000試合目の指揮だったカルロ・アンチェロッティ監督に勝利をプレゼントすると、GKマヌエル・ノイアーも自身通算100試合目のクリーンシート達成となった。

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