リバプールは27日にプレミアリーグ第26節でレスター・シティと対戦する。この試合を前にユルゲン・クロップ監督が語ったコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

　対戦するレスターは23日、昨季“奇跡の優勝”に導いたものの、今季の成績不振によりクラウディオ・ラニエリ監督の解任を発表していた。27日に敵地で対戦するリバプールの指揮官は、「ラニエリが去った後の最初の試合か…」と感傷に浸りつつも、「向こうはあまり大きく変えてこないだろうね。ちょっとした変更だ」と冷静に分析した。

　さらにラニエリ前監督のレスターでの最後の試合となったUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のセビージャ戦を見たクロップ監督は、「(0-2の状況から)ゴールを決めてからの彼らの変貌っぷりがすごかった。あれからの自信を維持してくるんだろう。もちろん、レスターの選手たちは今回の事態に対して反応を見せる。自信を付けさせるわけにはいかない」と警戒する。

　それでも、ベストのプレーをすれば問題ないと言い切る。「こちらがベストのプレーをすれば、我々は誰にとってもやっかいな相手となる。考えているのはそれだよ。ここ(前節トッテナム戦から)15日ほどそれに向けてやってきたんだ。できるはずだ」と、気を引き締めた。

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