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2000年生まれの16歳が開幕ベンチ入り…町田FW橋村龍ジョセフ「いつか試合に出られるように」

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[2.26 J2第1節 町田0-1千葉 町田]

 2日前に2種登録でトップチームに登録されると発表されたばかり。しかし、「ケガ人が出ていた」こともあり、FC町田ゼルビアFW橋村龍ジョセフはJ2リーグ開幕戦をベンチで迎えた。

 2000年8月23日生まれの16歳。ゼルビアフットボールスクール出身で、ジュニアユース、ユースと昇格を果たしてきた。しかし、トップチームのキャンプに帯同するだけでなく、トレーニングマッチではゴールを記録するなどプロの世界を肌で感じていた。

 昨季はスタンドから開幕戦を見ていたという橋村は、ピッチレベルで開幕戦を迎え、「視点が全然違うし、周囲の視線を感じた」と振り返る。後半には他の選手たちとともにアップをこなし、「もし声が掛かったら、自分の持ち味を出してやってやろうと強く思っていた」と準備を進めた。

 最後までピッチに立つことは叶わなかったものの、ベンチ入りを果たしたことは大きな経験となったようだ。「こういう機会は滅多にないので幸せでした。今回は試合に出られなかったけど、これからシーズンは長いので、練習でしっかりアピールして、いつか試合に出られるように頑張りたい」。自身の持ち味と語る「動き出しやドリブル、そこからのシュート」に磨きをかけ、Jデビューを目指して進化していく。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J2]第1節 スコア速報

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