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開幕戦で視聴不具合、『DAZN』がCEOの謝罪コメントとともに詳細報告

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DAZNは視聴の不具合を謝罪

 Jリーグのライブストリーミングサービス『DAZN(ダ・ゾーン)』を手がけるパフォーム・グループは27日、前日26日に行われたJ1およびJ2のライブ配信の一部に視聴不具合があったとして、謝罪するとともに詳細を報告した。

 同社のジェームズ・ラシュトンCEOは「昨日、Jリーグのライブ配信において重大な問題が発生しました。視聴することができなかった全てのファン・サポーターに心よりお詫び申し上げます」と謝罪。

「本来我々がJリーグを愛する皆さまに届けたかったものとは異なった結果になったことで、ファン・サポーターの皆さまに大変不快な思いをさせてしまったことは、私にとっても受け入れがたいことであります。まずは、原因の徹底究明と今後の改善に全力を尽くすことで、今後このような事態が起こらないように取り組んでまいります」と改善を約束した。

 同社によると、発生日時は26日の16時47分。G大阪vs甲府と愛媛vs金沢のライブ配信、さらにその後には見逃し配信のJ2全試合でも不具合が発生したという。

 まず愛媛vs金沢の画面上がバッファリング状態になり、試合が視聴できない状態が続き、G大阪vs甲府も同様の状況となった。その後の22時50分にはJ2全試合の見逃し配信が視聴できない状態であることが発覚した。

 原因については「配信映像へ方式変換するプラットフォームにあるスケジューリングシステムの構築誤差が起因したと予測されます。DAZN プラットフォームにて障害の対処を試みるも非常に稀な事象であったため即時復旧に至らず時間を要してしまいました。尚、中継制作による障害ではありません」としている。

 なお、今回の事態を受けての緊急措置としては、G大阪vs甲府は『Goal.com』を通じてライブ配信したほか、『JリーグYoutube公式チャンネル』でも配信。愛媛vs金沢も『JリーグYoutube公式チャンネル』で配信した。その後には両試合とも『DAZN』でオンデマンド配信を行ったという。なお、J2の見逃し視聴については現時点で各試合ごと随時対応中。「本件に関するお客様への対応につきましては詳細決まり次第、改めてご連絡させていただきます」としている。

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