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マルセイユ酒井に指揮官「戦士になった」…同僚DF「彼の貢献はどれだけ話しても話し足りない」

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マルセイユに所属するDF酒井宏樹

 マルセイユを率いるルディ・ガルシア監督は、リーグ1初挑戦ながら安定したプレーを続けるDF酒井宏樹を称賛した。フランス『テレフット』が伝えた。

 ブンデスリーガ2部へ降格したハノーファーからやってきた酒井だが、1年目からフランスの地にフィットすると、クラブ関係者の中に日本人SBを称賛しない者はいなくなった。酒井は以前、指揮官から「優しすぎる」や「フランス語を勉強する必要がある」とコメントされ、自身も「みんなが僕のことを、優しすぎると言っていることは知っています。試合ではそうならないように心がけています。優しいことは人生においては良いことだけど、ピッチの上では欠点になりますからね」と改善の余地があることを認めていた。

 しかし、ガルシア監督は「この前の記者会見では、彼のことを少し悪く言い過ぎたようだ。彼とは英語でコミュニケーションをとっている。みんな、まだ少し宏樹に慣れていないところもあるが、彼は戦士だ。彼のような選手と戦えることは本当に嬉しいことだよ」と話し、ピッチで戦える選手となりつつあることを高く評価した。

 また、チームメイトのDFロッド・ファンニも同じくディフェンスラインを形成する大型サイドバックを頼もしく思っているようだ。

「酒井はとてもたくましくて、よく走る。僕なんか、彼が走っているのを見るだけで、何度となく疲れてしまったくらいだ。彼がチームのためにどれほどのことをしているか、どんなに話しても話し足りない。だって、本当に多くのことをしているから」


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