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ジダン、審判の助けは借りていないと主張「私の選手たちはレフェリーに敬意を払っている」

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レアルがレフェリングの恩恵を受けているとの邪推にジネディーヌ・ジダン監督が反論した

 リーガ・エスパニョーラで首位に立っているのは、自分たちの功績である。レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督はそう主張した。

 2月26日のリーガ第24節でビジャレアルに3-2と逆転で勝利したレアル。だが、この試合の2点目でビジャレアルMFブルーノ・ソリアーノのハンドによるPKに関しては、スペインのメディアや識者がこぞって誤審を指摘するなど後味の悪い勝ち点3となった。

 試合後には、ビジャレアルのフェルナンド・ロッチ会長が「ヒル・マンサーノ主審がマドリーのエンブレム付きの袋を持ち帰ったことは、私にとってよろしくない」と発言して物議を醸した。さらにバルセロナDFジェラール・ピケが『ツイッター』で「同じライバル相手に勝ち点8差だ」とつぶやき、両者は処分の対象となっている。

 レアルは1日のリーガ第25節で本拠地サンチャゴ・ベルナベウにラス・パルマスを迎える。ジダン監督は前日会見で審判騒動に関する質問を受け、次のように答えた。

「私も選手たちも審判にプレッシャーをかけるなど、したことがない。周囲の人々の不満は理解できる。だが私は自分の選手たちを誇りに思っているよ。彼らはいつも審判に敬意を払っているからだ」

「ロッチの発言に私から意見を述べることはない。私は相手が誰であれ、リスペクトを示す。私にとって大事なのは、プロフェッショナルであり、模範となる私の選手たちだ」

 ジダン監督は周囲の喧騒を気にすることはないと力強く語っている。

「それぞれ見解を示すのは自由だ。我々はピッチ内で結果を出すのみ。我々が望むのは、ファンを楽しませること。レアル・マドリーは、いつもこうだった。そう、非常にプロフェッショナルなチームだということだ。それはずっと変わらない」


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