ルイス・エンリケ監督が今季限りでの退任を表明したバルセロナだが、後任人事に関するサポーターの希望は明確なようだ。

　L・エンリケ監督は2014年夏にバルセロナ指揮官のポストに就いた。就任1年目に3冠を達成するなど、ここまで獲得可能な10個のタイトルのうち8個を手中に収めてきた。しかしながら監督業には避けられない極度の疲労を理由に、今季終了時の退任を決断している。

　スペイン『マルカ』は、L・エンリケ監督の後任に関するアンケートを実施。4万票を超える投票があり、セビージャを率いるホルヘ・サンパオリ監督(37%)が最多得票率を記録した。次点にはビルバオのエルネスト・バルベルデ監督(15%)が続いている。

　一方、スペイン『ムンド・デポルティボ』で実施されたアンケートでもサンパオリ監督が1位に選ばれている。1万5,277票のうち、8,805票がサンパオリ監督に集まった。なお、こちらでは3,164票を集めたリバプールのユルゲン・クロップ監督が2位となっている。

　いずれにせよ、バルセロナはシーズンが終わるまで後任指揮官の発表を控える方針だ。ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、サポーターの望み通りサンパオリ監督招へいに動くだろうか。

---

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集