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F・トーレス、無事退院…事故を「偶発的なもの」としデポルティボ選手を責めず

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退院したFWフェルナンド・トーレス

 アトレティコ・マドリーのFWフェルナンド・トーレスデポルティボ戦の“事故”の後、無事に退院できたようだ。復帰も近いと語っている。

 アトレティコは2日、リーガ・エスパニョーラ第25節でデポルティボと対戦。F・トーレスは65分から途中出場したが、86分に相手選手との競り合った際、地面に頭を強打して意識を失ってしまう。担架に乗せられ、救急車で搬送される姿は事態の深刻さを物語ったが、病院に到着する前に意識を取り戻し、その場にいた人間と会話をすることができていた。

 検査の結果、脳に問題は見られなかったものの、大事をとって2日は病院に泊まり、無事に翌日3日に退院できたようだ。トーレスは感謝の言葉を述べつつ、“事故”を振り返った。

「全て大丈夫だよ。アトレティコとデポルティボの選手たちのリアクションに感謝している。そしてファンの皆にもありがとうと言いたいし、SNSを通じて送られた全てのサポートをありがたく思っているよ」

「心配させてしまったけど、復帰までそう時間はかからない。2、3日後には練習に復帰する予定だ」

「頭を打つまでのことは覚えている。数年前にも代表戦で同じようなシーンを経験していたんだけど、救急車で意識を取り戻したよ。医者や病院スタッフの手当てにももちろん感謝している」

「こういう事が起きた場合、相手選手のことが取りざたされることがある。ベルガンションとも昨日話したけれど、あのシーンは偶発的なものだった。デポルティボの選手とファンの幸運を願っているし、来シーズンの対戦も楽しみにしているよ」

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