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気絶したトーレスの救命処置でガビが指を噛まれていた…同僚の危機に見せた的確な措置に賛辞

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 2日に行われたデポルティボ対アトレティコ・マドリーの試合で、フェルナンド・トーレスが相手DFに後ろからチャージを受け、ピッチに頭を打ち付けて気絶。そのまま病院へと搬送される一幕があった。

 そのプレーを間近で見ていたアトレティコ・マドリーのキャプテンMFガビは、トーレスが意識を失ったことをすぐさま察知し、トーレスの口に手を入れて気道確保をしようとした。この際にガビが無意識のトーレスに指を噛まれていたことが明らかになった。

 現地メディア『ラジオ・マルカ』の報道によると、トーレスが意識を失った際の処置について、トーレスを診察したカルロス・ラリノ医師は「ガビはトーレスの口に手を突っ込んだ時にどうやら噛まれていたみたいだね。ガビと(シメ)ヴルサリコがピッチ上ですぐさま取った処置は完璧だった」と発言。仲間の危機にすぐさま措置を取った同僚を称賛している。

 同メディアではトーレスの代理人、アントニオ・サンツの談話も紹介。救急車で病院に搬送される途中にトーレスが意識を取り戻し、何とか話せる状態になっていたという。その後、トーレスは状態に問題がないことを自身のSNSで明かしている。

 また、噛まれたガビについて、複数のスペインメディアが「トーレスが危険な状態にあると察知した、主将の勇気ある行動は称賛されるべき」と報じ、ガビに賛辞の言葉を送っている。

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