アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、クラブとの契約は今シーズン限りとなっているが、プレミアリーグで優勝争いから脱落しつつあり、新契約のうわさも聞こえてこない。

　そんな中、イギリスメディア『デイリー・エクスプレス』は「すでに来シーズンのアーセナルの指揮官はマッシミリアーノ・アッレグリで大筋合意に至っている」という内容で報じている。

　以前からベンゲル監督が退任する場合の後任候補として注目されているアッレグリだが、記事によると既にアーセナルのクラブ関係者とアッレグリはすでに接触しており、口頭で合意に至っているとのこと。

　ただ、アッレグリのユベントスとの契約は2018年まで。契約を1年残して途中退任となれば、契約解除金を含めてクラブ間で合意に至るかどうかが大きな問題になるものと見られる。

　そんな中、プレミアリーグ第27節で、アーセナルはアウェーでのリバプール戦で1-3で敗れた。ロンドンでは“ベンゲル不要論”が加熱する中、1996年から20年以上指揮していたベンゲルが、今季限りでアーセナルを去る可能性が高まっている。アッレグリのロンドン行きも十分にあり得る状況となっているだけに、今後の動向が注目される。

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