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高徳投入直後の決勝点でHSVが3試合ぶり白星、原口先発のヘルタを破る

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DF酒井高徳とFW原口元気の日本人対決は酒井に軍配が上がった

[3.5 ブンデスリーガ第23節 ハンブルガーSV1-0ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは5日、第23節3日目を行い、MF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、1-0で競り勝った。酒井は昨年10月21日のフランクフルト戦(0-3)以来となるベンチスタートで、後半28分から途中出場。原口は右サイドハーフで先発したが、得点に絡めず、後半39分に交代した。

 前半19分にハンブルガーSVがチャンスをつくる。MFアーロン・ハントが中盤から左足で浮き球のパスを送り、MFニコライ・ミュラーが胸トラップから右足でシュート。決定的な場面だったが、GKルネ・ヤシュティンのビッグセーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 その後は両チームともに攻め手を欠き、前半を0-0で折り返す。後半17分、ヘルタは原口からパスを受けたMFサロモン・カルーがシュートを放つが、GKがキャッチ。後半も拮抗した展開が続く中、ハンブルガーSVは後半28分から酒井が途中出場。MFアルビン・エクダルとダブルボランチを組んだ。

 すると、酒井投入から4分後に均衡が破れる。後半32分、FWボビー・ウッドが相手陣内でボールを奪取。PA内右の深い位置まで持ち込んでマイナスに戻したボールをハントがダイレクトでゴール前に折り返し、MFアルビン・エクダルがブンデスリーガ初ゴールとなる先制点を奪った。

 試合はそのまま1-0でタイムアップを迎え、前節はバイエルンに0-8と大敗したハンブルガーSVが3試合ぶりの勝ち点3を獲得。順位は16位のまま変わらなかったが、残留圏となる15位ボルフスブルクに勝ち点で並んだ。

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