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キャプテン就任後初のベンチスタートも…チームの勝利喜ぶ高徳「競争は大歓迎」

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勝利を喜ぶDF酒井高徳

[3.5 ブンデスリーガ第23節 ハンブルガーSV1-0ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは5日、第23節3日目を行い、MF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでヘルタ・ベルリンと対戦し、1-0で競り勝った。酒井は昨年10月21日のフランクフルト戦(0-3)以来となるベンチスタートで、後半28分から途中出場。チームは直後に決勝点を奪い、3試合ぶりの白星を飾った。

 出場停止を除けば13試合連続で先発していた酒井だが、「試合前に監督から『パフォーマンスのところで少し疲労感が見える』と言われた」とキャプテン就任後は初のベンチスタート。DFデニス・ディークマイアーが右サイドバックで先発し、指揮官からは「お前は分かっていると思うけど、ベンチでもモデルとなって、しっかりウォーミングアップをやってほしい」と声をかけられたという。

「本当なら休憩なのかなと思うけど」と言うものの、0-0の後半28分からダブルボランチの一角で途中出場。その4分後に相手のミスを突いて先制点を奪い、上位のヘルタから勝ち点3をもぎ取った。

 順位は入れ替え戦に回る16位から変わらなかったが、残留圏内となる15位ボルフスブルクと勝ち点で並んだハンブルガーSV。「キャプテンとか関係なく、そういう競争は大歓迎だし、それでチームがうまく回っているのも現実」とベンチスタートを受け止める酒井は「上位相手にしっかり(勝ち点を)取っていけば、最後、楽になる。良い内容で勝てたし、自信になったかなと思う」と、チームの勝利を喜んだ。

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