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香川がプレミア復帰か…昇格見据える名門の来季補強ポイントに浮上

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ドルトムントで出場機会を減らすMF香川真司

 ドルトムントの日本代表MF香川真司にプレミアリーグ復帰の可能性が浮上している。アメリカ『SBネーション』が、ニューカッスルの来季に向けた獲得候補に日本代表10番の名前を挙げている。

 同メディアは、来季のプレミア再昇格が現実的となってきた2部の名門ニューカッスルの来季の補強候補となる選手を特集し、チーム状況を踏まえながら各ポジションについてレポートした。

 攻撃的MFでは、テネリフェから2014-15シーズンにニューカッスルへ移籍し、今季リーグ戦27試合に出場して6得点を記録しているFWアジョセ・ペレスを「技術的には良いが、司令塔となるには精度が足りない」と指摘。新たなトップ下の候補にMFギルフィ・シグルドソン(スウォンジー)、MFハテム・ベン・アルファ(パリSG)などの名前が挙がる中、香川もそのリストに入っている。

 2012年6月から14年8月までマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた香川に関し、同メディアは「その他のオプション」としながらも「香川は今季、ベストファーレン・シュタディオン(ドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナ・パルクの旧名称)で出場時間を得られていない。日本のスターはイングランドに復帰することができ、可能ならばカササギ(ニューカッスルの愛称)がそれを実現するはずだ」と述べた。

 ドルトムント復帰後3シーズ目を迎える香川は今季、ブンデスリーガの出場は23試合中12試合。先発はわずか5試合にとどまっている。一方、昨季にプレミア18位で2部に降格したニューカッスルはラファエル・ベニテス監督の下、現在2位に勝ち点5差をつけて首位を快走中。2位以上が自動昇格となる中、残り11試合で3位との勝ち点差も11とし、2年ぶりのプレミア復帰が現実味を帯びている。香川は今年の夏に再びイングランドに新天地を求めることになるのだろうか。


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