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「だが彼は日本に向かった」…ベンゲル招へいを目指していた過去を振り返るバイエルンCEO

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かつて名古屋を指揮したアーセン・ベンゲル監督

 もしアーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督が過去に名古屋グランパスではなく、バイエルンの指揮官を務めていたら...?バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOがその可能性があったことについて話している。

 バイエルンは7日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でアーセナルと対戦する。その一戦を前に、ルンメニゲCEOは「90年代に一度(彼の招へいを)試みたよ」と敵将の招へいに動いていたことがあると振り返った。ドイツ『シュポルト1』に対し、次のように続けている。

「彼は当時別の道を選び、日本へと向かったんだ。その経験を希望していたので、話は残念ながら成立しなかった」

 フランスのストラスブール出身で、アルザス地域で使われるドイツ語の方言を話すベンゲル監督は、ナンシーで監督業を開始。モナコで監督としての実績を積むと、1995年には名古屋を率いることになった。一方、バイエルンは当時ユベントスやインテルで大きく成功したジョバンニ・トラパットーニ氏を監督に迎えている。

 なおルンメニゲCEOはベンゲル監督と、「個人的に良好な関係を持っている」と付け加えている。「昔から彼のことを高く評価している。彼はサッカーに大きな貢献をもたらした。今はチームとともに批判されていても、それは変わらない」とアーセナルでの現状に触れつつ語っている。


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