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ナポリを警戒するジダン「相手はホームでめったに負けない」

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ナポリを警戒するジネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリー(スペイン)は7日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第2戦でナポリ(イタリア)のホームに乗り込む。ジネディーヌ・ジダン監督が前日会見で語った内容を欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えた。

 レアルは2月15日にホームで行われた第1戦でナポリに先制を許すも、終わってみれば3-1の逆転勝利。優位な立場で迎える第2戦となるが、ジダン監督は「チャンピオンズリーグの試合は常に難しいものだ。今回の対戦相手も、特にホームでは負けることはめったにない難敵だ。私は選手時代にここの雰囲気を経験しているが、毎回楽ではなかった」と自身のユベントス時代の経験も踏まえ、敵地での戦いに気を引き締めた。

 対戦相手のナポリはサンチャゴ・ベルナベウでの第1戦に敗れて以来、国内3試合で2敗を喫していたが、4日のローマ戦で2-1と快勝したことで、ここ最近の不安定な戦いを払拭。レアル戦は中2日の過密日程となるものの、ジダン監督はこの勝利によって相手が士気を高めて臨んでくることを警戒している。

「ナポリは突破のためにはどうしてもゴールが必要なので、序盤から激しく攻めてくるだろう。4日のローマ戦でも勝利しており、疲労はないはずだ。あれほど重要なアウェーマッチで白星を飾れば、疲れることはなく、かえって力を得るものだからね。我々はおそらく苦しむ時間帯もあるはずだ」

 それでも「その備えはできている」というジダン監督。前人未到の欧州CL連覇を目指した戦いを続けるべく、全力で相手を倒しに行く。


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