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奇跡を演じたバルサ、ルイス・エンリケ「鍵になったのは執念」「諦めた者はいなかった」

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指揮官は逆転劇をみせたチームを誇った

[3.8 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 バルセロナ6-1パリSG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は8日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、バルセロナ(スペイン)はホームでパリSG(フランス)と対戦した。敵地での第1戦に0-4で敗れ、8強進出は絶望的かと見られていたバルサだが、本拠地カンプ・ノウで6ゴールを奪い、6-1で勝利。2試合合計6-5とひっくり返す大逆転劇で10シーズン連続となるベスト8入りを決めた。

 試合後、バルセロナのルイス・エンリケ監督は「このチームはずっと素晴らしかった。大きなリスクをとって、大きなリターンを得た。こういうエンディングはサッカーではたまに起きるものだが、今日、私たちはそれに触れることができた」と劇的勝利を振り返った。英『フォーフォー・トゥー』が伝えている。

 敵地での第1戦に0-4で敗れ、8強進出は絶望的かと見られるなか、この日の試合では後半17分の時点で2戦合計で3-5と引き離された。それでも後半43分にFWネイマールのFKで再び1点差に迫ると、同45分には獲得したPKをネイマールが沈めて、2戦合計5-5。そして後半アディショナルタイム5分にMFセルジ・ロベルトが技ありボレーを沈め、勝ち越した。

 一時は2戦合計3-5に突き放されたが指揮官は「諦めた者はいなかった」と言い切る。「鍵となったのはチーム全体の執念だ」と続けたL・エンリケは「残り5分で3得点が必要となったとき、私たちは諦めず、ひたすら前を向き続けたんだ」と胸を張った。


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