beacon

浅野拓磨と細貝萌はプレー以外でもシュツットガルトに貢献…「日本ブーム」の重要な視点

このエントリーをはてなブックマークに追加

プレー以外でもクラブに貢献するFW浅野拓磨

 FW浅野拓磨とMF細貝萌は、シュツットガルトのマーケティング戦略面でも重要な役割を果たしているようだ。地元紙『シュトゥットガルター・ナッハリヒテン』が報じている。

 選手や監督として浦和レッズで活躍したギド・ブッフバルトは、かつてシュツットガルトでプレーしていた。日本との密な関係性から、現在シュツットガルトのアジア圏アドバイザーを務めている。現在在籍する浅野と細貝だけでなく、FW岡崎慎司やDF酒井高徳など多くの日本人がシュツットガルトでプレーする大きな要因となってきた。

 日本人選手が在籍することは、競技面だけではなくマーケティングの観点からもクラブに利益をもたらしているようだ。シュツットガルトのマーケティング責任者は「ホームページに日本からのアクセス数が増えている。テレビや雑誌での報道も同様で、関連した売り上げが発生している」と日本からの注目度が高いことを明らかにした。

 ブッフバルトも「ブンデスリーガではここ数年日本ブームが起きている。シュツットガルトに限った話ではない。だから我々も、明確なコンセプトの下、継続していく必要がある」と話している。

 将来的に札幌でプレシーズン合宿を行う可能性にまで言及している『シュツットガルター・ナッハリヒテン』だが、1部リーグへの復帰が先決であるとも述べている。浅野と細貝も、まずはシュツットガルトの1部昇格に貢献する活躍が期待される。ブンデスリーガ2部で首位を走るシュツットガルトは10日、ホームに12位のボーフムを迎える。


●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP