beacon

浅野先発復帰も決定力欠く…交代後の同点弾でシュツットガルトは首位キープ

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW浅野拓磨はまたもチャンスを生かせなかった

[3.10 ブンデスリーガ2部第24節 シュツットガルト1-1ボーフム]

 ブンデスリーガ2部は10日、第24節を行い、FW浅野拓磨とMF細貝萌の所属するシュツットガルトはホームでボーフムと対戦し、1-1で引き分けた。浅野は2試合ぶりに先発復帰し、後半21分までプレー。細貝はベンチ外だった。

 前節・ブラウンシュバイク戦(1-1)で10試合ぶりに先発から外れた浅野だが、この日は4-1-4-1の左インサイドハーフで先発。しかし、前半10分、カウンターからDFアントニー・ロジラに先制ゴールを許すと、その後もボーフムに押し込まれる時間帯が続いた。

 浅野は前半29分、DFエミリアーノ・インスアのスルーパスに抜け出し、左サイドのゴールライン際からマイナスに折り返したが、MFクリスティアン・ゲントナーのシュートは枠を外れた。左ウイングで先発したFWジュリアン・グリーンとポジションを入れ替えながらチャンスに絡むと、前半39分には左サイドからFWシモン・テロッデがマイナスに戻したボールを浅野がワントラップから右足で振り抜いたが、ミドルシュートはゴール右に外れ、チャンスを生かせなかった。

 0-1で折り返した後半もなかなか同点ゴールを奪えず、浅野は後半21分に途中交代。すると同25分、ゲントナーからくさびのパスを受けたテロッデがPA内右へスルーパス。走り込んだFWカルロス・マネの折り返しを途中出場のFWダニエル・ギンチェクが押し込んだ。

 ギンチェクの今季初ゴールで1-1の同点に追いついたシュツットガルトだが、勝ち越しゴールを奪うことはできず、2試合連続ドロー。中断明けから7試合負けなし(5勝2分)とし、勝ち点を49に伸ばして首位を守ったが、2位ウニオン・ベルリンとの勝ち点差は「2」に縮まっている。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP