FIFA(国際サッカー連盟)の会長を務めるジャンニ・インファンティーノは、サポーターからの批判にさらされているアーセナルのアーセン・ベンゲル監督の功績を称えた。『OMNISPORT』が伝えた。

　ベンゲル監督のアーセナルでの契約は今夏までとなっており、来シーズン以降の去就が注目されている。しかし、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でバイエルンに大差で敗れるなど、思うような結果が出ないことで一部のファンからは退任要求が出ている。インファンティーノは、それでもベンゲルがアーセナルの監督として相応しいとし、次のように語った。

「アーセン・ベンゲルはアーセナルの象徴的存在だ。彼はアーセナルで素晴らしい仕事をしてきた。私はどんな挑戦にも喜んで立ち向かうが、アーセナルの未来がどうなるのかを決める立場にだけはなりたくないと思う。ベンゲルはサッカー界の大きな存在であり、レジェンドのひとりだ」

　インファンティーノが語ったように、ベンゲルがクラブの偉大な貢献者であることは、在籍年数からも明らかだ。しかし、将来的にもアーセナルの指揮官を務め続けるかどうかは不透明な状況となっている。

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